「寺」や「仏像」と聞いて、イメージされるものは何が多いだろう。
そんなに楽しみにして、行くところではない人の方が多いと思うが、私の場合、千葉にある「人型ネズミの楽園」や大阪の「映画実体験型施設日本人向け」へ行くよりも楽しいと思うことがある。
そう、私にとってテーマパークなのだ。
当たり前だが宗教施設であり、僧侶の方には修行の場でもある。その様な場所をバチあたりな言い方をしているのは承知のうえで、語ってみる。
まずは参道。
まだ門をくぐっていないのに、すでにやられている感じ。有名どころになると名物やグッズを売るお店が軒を連ねる。入ってもいないのに帰りの土産を考えてしまう。
門。
山門には「阿」「吽」の仁王像(金剛力士)が、にらみを効かしている。最初に出会う仏像だ。
境内。
寺の規模によっては、広い。塔や本堂などどこから行こうか迷ってしまう。
本堂。
寺の本尊があるお堂。当然、寺によって御本尊が違う為、なにがある(いらっしゃると言うべきか?)かは千差万別。
その他、塔や講堂。
ここに案外、面白い仏像が隠れていたりする。
どうだろう。最寄りの駅で降りた時からグッズ販売店があり、ゲートではキャラクターが迎え、エントランスでどこに行こうか考え、メジャーなアトラクションに乗り、マイナーなアトラクションを見つけほくそ笑んで、土産を手にして帰る。そう、まさにテーマパークと同じなのだ。
ある程度アトラクションを調べてから、遊びに行く様に、仏像の予備知識なんかがあると一層楽しめるのだ。
こんな感じで「寺」や「仏像」に接してみると意外に楽しいと思いますよ。
あっ、特に勧誘はしておりません。あしからず。